● 面倒だから最初に出てきたものをもらってしまう。
この戦略によれば、
大を得る確率=1/3 中を得る確率=1/3 小を得る確率=1/3
となります。
● 最初のものを見送ります。するとA番目のものが出てきます。
このとき、 A > @ ならばAをとります。Aは小でないことがわかっていますから、大か中のいずれかのはずです。 A < @ ならばAも見送ります。Aが大ではないことが明らかだからです。それならばBに期待をかけても損はありません。
このとき、 A > @ ならばAをとります。Aは小でないことがわかっていますから、大か中のいずれかのはずです。
A < @ ならばAも見送ります。Aが大ではないことが明らかだからです。それならばBに期待をかけても損はありません。
大を得る確率=5/12 中を得る確率=5/12 小を得る確率=2/12
したがって、後者の戦略がはるかに有利ではありませんか。絵を簡略化して描いておきましょう。