手順の流れ図による表現 |
左のような図を見たことがあると思います。流れ図とかフロー・チャートと呼びます。
このような図は作業の手順を述べています。前のページのように文章で書かれたものより整理されていて見やすくなるのです。 見やすくなるということは、ミスを発見しやすくなるのです。 コンピュータのプログラマーにこのような図を手渡せば、大抵はすぐにプログラムを作ってくれるでしょう。ひどい言い方ですが、わけは分らなくとも「ロジック」は伝わります。 流れ図をかくには、標準的な書き方の簡単な規則や流儀がありますが、左の図を眺めているとおおよそのところは分かっていただけるでしょう。 工場を動かす実験を行なうときは、流れ図にしたがって手順を追っていけばよいのです。 われわれの普段使う自然言語で書かれた「仕掛け」は文章モデルといいます。流れ図もモデルですし、プログラムも同じ機能を果たしてくれるモデルなのです。手続きモデルといいます。だんだん抽象度が増してゆきます。 もっとも抽象度の高いモデルは数学モデルであります。抽象度の高いモデルは操作性に優れています。条件の変更などに対応することが容易になってくるのです。 |
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